私は生きるために未成年でタバコを吸いました sikiの伝記#5

これは、検査の結果「異状なし」過労だろうということで決着が付いたのもつかの間。

私はこれからいろんなことに襲われるようになりました。

生きているのに生きているのがわからない

バイトで倒れて、仕事を辞めたのがGWということもあり、私には少し時間がありました。

病気になったその夜。私はある恐怖に襲われました。

それは「生きているのに生きているのがわからない」という状態。

私はベッドで横になっていました、目の前には天井があります。

手があるのが分かります。横には窓があるのが分かります。

でも、自分がいきているのかわからないんです。

しっかりと目は見える、それが何かもわかる、それでも自分が生きているのかわからないんです。

えっおれいきてる?いきてるの?

人間がきちんと生命活動を正常にしているのに、それでも生きた実感がないその時間は恐怖そのものでした。

え?俺は本当にいきてるの?死んでるんじゃないか?ぐぅわぁああ、うぅわああああああ、んぉおおおおおおおおおおああああああ

大げさに見えるかもしれませんが、本当にこの恐怖に狂いこんな発狂をしていました。

私は生きるためにタバコを吸いました

病院では、まだこの病気が何なのかわからないまま、過労で終わっています。

すでに夜になっている私は、どの病院に行っていいかもわからないまま、ナルトの幻術にかけられているような夜を超えました。

私は、一晩であの感覚が怖くてたまらなくなりました。

あぁ、またあれが来る、怖い、嫌だ。と想像するだけで狂うように怖くて仕方がありませんでした。

でも、病気の正体もわからず、薬もない私は、ただ耐えるしかありませんでした。

そんな中、ふと思ったんです。タバコをすって頭をぽかーんとしてしまえば、楽になるんじゃないか。

すでに私はベッドに頭をたたきつけ、のたうちまわるような状態。

明日を迎えるのに精神的に命がけな私は、とにかくこの苦しみをなんとかする以外ありませんでした。

私はかなりの田舎に住んでいるのですが、1つだけタスポを使わなくても買えるタバコの自販機があったんです。

私は当時、タバコは嫌いでした。

でも、そんなこと言える状態ではありません。

のたうち回り、狂いわめき、その夜が毎日来て、生きていることが認識できない恐怖は耐えられるものではありませんでした。

死んだら真っ暗なところで一人永遠に死んだ感覚に襲われ、ひたすら不安と恐怖が襲う。

もし、死んだ未来がそんなものなら、私はその世界を生きながら毎晩体験している状態なんでしょう。

まったくわからないというより「認識」できないといった表現が正しいのかもしれません。

薬もない状態の私は、わらにもすがる思いで、親に隠れてこっそりとたばこを買いました。

始めてすったときは、ただせき込んだだけでした。

ですが、口の中で煙を貯めてただ吐くのではなく、煙を飲み込みことに気づいた私はタバコの吸い方を知りました。

頭がポカーンとなり、判断力がなくなることを利用して、私は夜を乗り越えていたんです。

友達の家で!あぁ死ねぇ!あっ死んだら死ぬかというセリフを吐いていました

生きているのかわからない感覚が続く私のメンタルは生きていられるものではありません。

とにかく何かしよう、とにかく楽しいことをしよう。

私は、あの恐怖から逃げるためにひたすら何かに逃げることに一生懸命でした。

そんな私は、高校時代の友人の家に遊びに行くことにしたんです。

その友達は、私と同じバイトをしていて、すべてを知っている人でした。

彼もタバコを吸っていたこともあり、彼の部屋では気軽にタバコが吸えました。

そしてそのよる、私はいつものように生きている感覚がなくなりました。

その恐怖とストレスで、怒りを必死に抑えながらも、生きている感覚がない状態で、今を生きるのに命がけな私は

彼にマッサージをしてもらったんです。

すると、15分くらいなんでしょうか。すっと落ちるように眠れましたが、再び脳内では絶叫していました。

あぁ、死ねぇ!あっ死んだら死ぬのか・・・

狂った私はこう叫びました。

死ねというのは、症状に言ったのか、ひたすらこらえ続けている自分にいったのか、定かではないまま叫んだ瞬間。

あっ、おれがしんだらしんじゃう・・・だめだ!といったことなのですが

それを聞いた友達が心配しながら爆笑したことを覚えています。

生きている感覚を失うというのは、ただ耐えればいいという状況ではないんです。

生きているのかわからないまま、自分が生きていると信じて今、命をつなげていくことは

私にとって、命がけの行為そのものでした。

 

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