人には人の人生があります。
そのため「中には、1人で多くの事を背負っている人」もいるでしょう。
無理をしたり、辛い人生を送っていると突然
「自分は大丈夫」だと思っているのに、大丈夫じゃないことってありませんか。
ここでは「大丈夫」について、私が思っていることを書いていこうと思います。
大丈夫じゃなくても頑張らないといけない
まず、本題に入る前に
この記事を見た人は
「大丈夫?」と言われても「大丈夫じゃない」と言えない人が多いのではないでしょうか。
最初に書きましたが、人には人の人生があります。
中には、1人で多くのことを抱えている人や「有無を言わず頑張らなければいけない」人がいると思います。
- シングルマザーで1人で家族を守らなくちゃいけない
- 病気を持っているけど、生活しなきゃいけないから、病気と闘いながらも働かなくちゃいけない
自分が大丈夫なのか?
これが分からなくなってしまう人は、そもそも「大丈夫?」と言われても「大丈夫」と言わなくちゃいけない人達が多いと思います。
自分を自分で完璧に把握することはそもそも可能なの?
自分の気持ちや状態は、自分しか把握することができません。
ですが、「自分を完璧に把握することって、そもそも可能」なんでしょうか。
私もハッキリと答えを提示することはできませんが
おそらく「自分を把握することは難しいことであり、できなくなること、できないことも当たり前である」と思います。
心の中で自分は「大丈夫、がんばれる、いける!」と言えていても
体が動かない、付いていかない、こんな風になっている人もいるのではないでしょうか。
おそらく、こうなった人たちは「自分が大丈夫か、大丈夫じゃないのかわからない」という疑問を持つでしょう。
これは、「自分が大丈夫なのかわからなくなってしまったあなたに、体が大丈夫じゃない」と言うことを伝えていると、受け取れないでしょうか。
そもそも、大丈夫なら普通に何の問題もなく、本来の仕事がこなせるはずなんです。
それなのに「すでに快適に仕事ができていない」という事実があるんです。
頑張り屋さんは、この段階で「大丈夫か、大丈夫なのかわからない」と疑問に思う人が多いんじゃないかな?と感じます。
つまり、この段階で、疑問に思うんじゃなくて「あぁ、大丈夫じゃないんだ」と自分を受け入れることが大切なんじゃないかな?と思うんです。
この見出しの最初に書いた議題である「自分を完璧に把握することって、そもそも可能」なんでしょうか。
これに関してですが、すべてのことを完璧に把握することは難しいでしょう。
つまりは「大丈夫?大丈夫じゃない?」と疑問に思っている段階で
「自分のことを把握するのが難しくなっている」ということなのかもしれません。
加えて、体が動かないなどのサインがあるのであれば、それは体があなたに「大丈夫じゃない」と言ってくれているのかもしれません。
だから何?大丈夫じゃなくてもがんばらなきゃいけないんだよ!
人の中には、大丈夫じゃなくても、がんばらなきゃいけない人もいると思います。
そのため、上の内容は、人によっては問題の解決には至らないかもしれません。
そこで、1つ紹介したいことがあります。
大切なのは、がんばることじゃなく、目的を遂げる事
ここで、私の話をさせていただきます。
私は2017年の1月まで、異常なペースでお仕事をしていました。
ですが年が変わると突然、お仕事がほとんどできなくなりました。仕事がとてつもなく嫌になってしまったんです。
嫌で嫌で、狂いそうになり、仕事が怖くてたまらなくなり、キーボードを触ると、震えて、パソコンにうつる文字さえも読めなくなってしまいます。
1年間は2週間以上、仕事ができないのが当たり前でした。
私は、締め切りのあるお仕事をしています。
ですので、納期が近づけば、早く仕事をしなきゃと、焦り、プレッシャーに襲われる毎日を過ごしています。
「がんばらなきゃ・仕事しなきゃ」とずっと思いながらも、結果は「仕事ができない時間を多く過ごしています」
パソコンに向き合って、仕事は1ミリも進んでいませんが、数時間ずっと、がんばろう、がんばろうと努力しても
ずっと作業が進まず、結果、時間だけが過ぎていきます。
私は
「がんばろう」と思ってた、あの数時間を休憩に使っていれば「うまく行ってたんじゃないか?」
こんなことを1年を超えて考えています。
「がんばろう」と思っているときは、机に向かってはいるものの、仕事は進んでいません。
そのため、「休もう」と思うときは
待て、俺はまだ全然仕事をしてないじゃないか、仕事をろくにしてないのに、休むなんてダメだ!と頭の中で考えるんです。
休むならせめて、区切りのいいところまで仕事をしようと思うのですが
きまって、仕事が1ミリも進みません。
私は、仕事をしていなくても、疲れ、負担がかかります。
がんばろうと思っている間は、無理に病気と向き合っているような状態です。
そのため、仕事をしなくても、精神や体力はどんどんすり減ってしまいます。
つまりは、
- 仕事をする時間
- がんばろうと思う時間
- 休む時間
この3つが私にはあるということです。
がんばろうとする時間は、ただ体力のみがすり減る無駄な時間となってしまいます。
自分を癒す時間を強引に作る方法
私は今抱えているお仕事を全力でやれば、何時間で終わるのかを最初に考えます。
体調が悪く、がんばろうと思う時間がずっと続きそうな時は、
締め切り-仕事が終わる時間まで、全力で休むようにしました。
仕事ができない?なら休もう。
5時間で終わるなら、締め切り日の24時から5時間引いた夜の7時まで休もう
それで、できなかったら諦めよう。
このようにすることで、私はお仕事が少しづつ出来るようになったんです。
がんばろうとする時間を、自分の回復に全力で当てるようにしたんです。
がんばろうとしている時間は、体力がすり減ってるにも関わらず、情けないという理由から、自分が休むことを許してあげられないんです。
特に私は締め切りのあるお仕事なので、締め切りが近づけば近づくほど、焦り、休むための時間を用意するのが難しくなってしまいます。
今日中に納品しなきゃ、でも仕事ができない
数時間休んだら仕事ができそうだなぁ。でも数時間も休むのに使ってたら間に合わなくなるかも・・・
こうやってストレスを多く抱えてしまうんです。
休んでも目的を達成できればそれでいい
私は、がんばろうと思っていても仕事ができない自分を許せないでいます。
普通に仕事ができるのが当たり前なのに、どうして私は普通に仕事ができないんだ。
私は、この事実を情けないと捉えています。
ですが、そうではなく。
ほかの人とは違い、休んでも、ほかの人と同じように働かなくても、同じ成果が出せる人間なんだ。
このように考えれば、がんばろうとしている自分を納得させることができました。
用は、時間の使い方の問題なんだ。
周りは働いている時間に、自分が休んだとしても、きちんと仕事ができれば何の問題もない。
自分のことは、自分がよく知っている
だからこそ、自分を一番上手に使いこなすことが、大切なんだ。と私は思うようになりました。
がんばらなきゃと考えている人へ
人によっては、無理をして頑張らなければいけない人もいます。
ただ、1つ忘れてはいけないことがあると思うんです。
「自分を完璧に把握することは、そもそも難しいということ」
がんばっている人の中には、大丈夫と心の中で言いながら、動けなかったり
大丈夫と言わざるを得ない毎日にずっと苦しんでいたり
そんな毎日を送っている人もいると思います。
無理をしていると、自分のことを把握できなくなることってあると思います。
体が動かない、これは体が大丈夫じゃないんだよ。とあなたの心の代わりにサインを送っているのかもしれません。
ですが、大丈夫じゃなくても、頑張らなければいけないこともあります。
だからこそ、「がんばろう」とする時間を休みに変えることで、少しでも負担を減らしてみてはいかがでしょうか。
シングルマザーの女性へ
・仕事が終わって子供たちの食器を洗わなきゃ、あと30分休んだらしよう
あぁ、もう30分経った、辛い、動けない。
そんな、がんばろうと思う時間があれば、すぐに寝て、朝にやるとスムーズに事が運ぶかもしれません。
忙しいからこそ、上手に時間を使う
たくさんがんばっている人は、特に「時間を上手に使う」ことが大切だと思います。
がんばろうと思っている時間を素直に、休むことに使うことで、結果として無駄な時間を減らせると同時に自分を回復させられるということ。
- 仕事をする時間
- がんばろうと思う時間
- 休む時間
このがんばろうと思う時間をいかに、回復に当てながら、上手に物事をこなせるかが、自分を思いやる鍵なのではないでしょうか。
頑張らないといけない人は「休むときは休む、働くときは働くといったメリハリをきちんとすることが大切なのかな?」と感じています。