「辞めようか・諦めようか」そこで終わったら、情けないかもしれない
こんなところで頑張れなかったら、これから先もずっと頑張れないかもしれない
そんな悩みを抱えて苦しみながら努力を重ねている人もいるのではないでしょうか。
今回は、このテーマについて、私の考えを紹介していきます。
環境によって自分に+になるのか-になるのかが決まる
私は、時間があれば、必ずと言っていいほど話す友人がいるのですが
その人が、信じられないほどのブラック企業へ勤めることとなりました。
その友達に何回も言っている言葉が
プラスになることをたくさん積み立てるのは、たくさんプラスになるけれど
マイナスになることをたくさん積み立てるのは、たくさんマイナスになるだけだよ
だから、自分にとって悪いところからは、さっさと離れてプラスを積み立てていったほうがいいよ
私に努力という言葉を言わせれば「方向を決めて走り続ける事」です。
環境、やり方、場合によっては、努力は時に自分をどんどんひたすら悪い方向へ進ませることにもつながることだと思います。
例えばですけど、すぐに手を出す暴力上司がいる環境で、毎日頑張ったとしましょう。
殴られるかもしれない、何をされるかわからない、失敗すれば今よりももっと酷いことをさせられる、
そんな不安を抱えながら精神を常にボロボロにしていきながら、苦しみ、壊れ続ける環境で1年頑張るのと
心から好きで、楽しいと思えることを、好きな人たちと一緒に頑張る1年は
あなたの限りある人生で、どれだけあなたに差を与えるでしょうか。
人生はいくらでもプラスになりますが、いくらでもマイナスになります。
私は「人生は自分にとってプラスになることを如何に上手くやっていくか」がポイントだと思います。
私は、世界中の人は全員幸せになるチャンスがあると思っています。
ですが、世界中の人が幸せをつかんでいるわけではなく、苦しんでいる人も、命を落とす人もいます。
その人達の中には、自分の首が締まる方向へ、ひたすら走り続けることを
努力と自分に言い聞かせながら、傷つききった人もいるでしょう。
今のあなたの努力は「プラスとマイナス」どちらに自分を進めているんですか?
今、逃げたら、自分は弱い人間なんじゃないか?
これは私の少し偏った考え方ですが、この悩みを抱えている人は、まじめな人が多いんじゃないかと思っています。
そんな人たちへ一言、私から言葉を送らせてください。
・弱いとか、根性なしとか関係ない、自分にとって都合よく、プラスになるよう生きてみろ!
今、これを辞める、諦めることは、情けないことなんじゃないか、弱い人間なんじゃないか。
そう悩みながら、自分が弱い人間にならないために、ひたすらマイナスになる努力をしている人たちへ
弱いとか、情けないとか関係ない、大切なのは、あなたがそこで、大切なものを得られるか?得られないか?です。
あなたは、自分ががんばれる人間なのか、逃げていいのか、悩んでいるんじゃないでしょうか?
その悩みは「自分にとってプラスになるのかマイナスになるのか」を考えれば、わかることかもしれません。
ちなみに、マイナスの努力もしない、プラスだけを追い求める人はダメなんじゃないかと考えている人もいるかもしれません。
もし、その人がダメなのであれば
ひたすら、子供の時からバンドで有名になろうと、ひたすら、ドラムやギターと向き合ってきた人たち
ひたすら、好きだからという理由1つで、子供の時からスポーツに打ち込んでいる人たちはダメな人になるでしょう。
楽しいこと、好きなこと、ただそれを追い求め、努力することは、あなたのプラスになることだと思いますし、根性も付くと思います。
努力すると逃げるの違いについて
努力することから、逃げるか悩んでいる人は、逃げることを「悪い」ととらえていませんか。
ひとことで、悪いとまではいかなくても、「悪い」という単語があながち間違いじゃない捉え方をしていませんか。
まず、今回のテーマにおける、逃げるということがどんなことなのか、考えてみましょう。
私に言わせれば、逃げるは「戦略的撤退です」
自分にとってマイナスになるとわかった、だから、逃げて、プラスになる環境を探しに行く。
私は、逃げるということは、それだけのことだと考えています。
おそらく、あなたは1秒先も、1時間先も、わからないでしょう。
あなたは、未来が見えないと思います。
だからこそ「今」飛び込んだ先が、自分にとって悪い環境(マイナスになる環境)であることもあり得ます。
未来が見えるのであれば、自分にとってプラスになることだけをすればいいでしょう。
ですが、現実はそうじゃない。
未来がわからないんだから、マイナスの環境に行くこともある
だから、「逃げる」という選択肢を使って、上手に「プラス」を積み立てていくんです。
もし、マイナスの環境で努力をするなら、区切りをつけてみては?
最初に、ブラック企業に勤めている友人の話をしましたが
その人は、その会社でしか身につかないスキルがあるから、自分のものにしたら辞めると言いました。
もしあなたが、マイナスの環境で努力をしていて、そこで何も得るものもなく辞めることを情けないと感じているのなら
何か、自分の中で区切りをつけて、頑張ってみてはいかがでしょうか。
例えば、この部活のコーチのしごきにある程度耐えられたら、もうそれでいい。
ここまで根性が付いたら辞める。ここまでがんばったらやめる。
そんな風に、区切りをつけて頑張れば、マイナスの中でもプラスになることを得られるかもしれません。
もちろん、そんな事をしなくても辞めていいと思います。
この悩みで苦しんでいる人は、心の中に、自分以外の人がいるんじゃない?
- 仕事は最低3年続けろ
- 部活をすぐに辞めるなんて情けない
- 辞めたら周りになんて言われるかわからない
あなたの中では、こんな言葉が浮かんでいませんか。
辞めたくても、周りになんて言われるかわからない。
そんなことに、頭を抱えている人もいるのではないでしょうか。
・せめて、自分だけは自分の味方であれ
これは、私が学生時代に自分の中で生まれた言葉ですが
あなたの気持ちは、心は、あなたにしかわかりません。
だからこそ、あなたがあなたの味方でなければ、あなたの見方は、だれもいなくなり
ただひたすら、自分の首を締め続けることになります。
周りから、あなたを守れるのは、あなたしかいません。
だからこそ、あなたは自分にどうしてあげるのがいいのか、考えることが大事なんじゃないでしょうか。